こんにちは、英語講師のみなみです。
前回に引き続き漫画の話で恐縮ですが、ご紹介した漫画の原作を読む方法については説明不足でしたから今回の記事で捕捉していきたいと思います。
ちなみに私は1週間ほどで読み終えましたが、このペースで読むのはおススメしません。私は読むのが早い方ですし、ウェブ上で拝見している他の方の読み終えるまでの期間を聞くと、数カ月掛けている方が多いです。あくまでも自分のペースで楽しんでください。
何せ、全部で551章。
読み終わった直後は頭がぽやぽやになってしばらく放心状態に……。なるべくネタバレしたくありませんが、敢えて言うなら「壮大」でした。で、たぶん全部を理解し切れていないです。何度も読み返して初めて気付く部分が多そうと言うか、……そういう意味では、近い内にまとめ記事をupするかもしれません。
ともあれ、原作を読む方法を詳しく知りたい方は是非続きをご覧くださいね。
今回の記事をおススメしたい人
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- 「全知的な読者の視点から」の原作が読みたい
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- 英語でも頑張って読む!
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- どこで読めるのか気になる
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- アカウント登録の方法を知りたい
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- 有料? 最後まで読むといくらぐらい掛かるのか心配
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- 読み終えるまでに掛かる時間は?
韓国漫画「全知的な読者の視点から」の原作を読む
目次
まずは前回の記事でもご紹介しましたので、もしよろしければこちらの記事をご覧ください。
とても簡潔にまとめると、現在スマホアプリ「LINEマンガ」で連載中の韓国発大人気コミックで、近々劇場版にもなる予定です。
日本で上映されるかは不明ですが、個人的には是非とも拝観したい作品です。
原作はどこで読めるのか
それでは今日の本題ですが、原作は【webnovel】という小説投稿サイトで読むことが出来ます。
英語の小説がネット上で気軽に読めるなんて、いい時代になりました。
こちらは登録制なので、ぜひgoogleアカウントを用意して登録に進んでください。方法は次の章で説明していますので参考にしてもらえればと思います。
そして、会員登録が終わったら以下のタイトルを検索してください。目印にもなる表紙のイラストはこちらです。
タイトル:omniscient Reader
こちらが英訳版の表紙及びタイトルです、お馴染みのむしめがねマークで検索を掛けるとすぐに表示されますから、迷うことはないはず。
さぁ、551話に及ぶ壮大な物語があなたを待っています。
Webnovel|アカウントの登録方法
まずはサイトで会員登録をしましょう。
ページの右上、SIGN INの青いボタンをクリックし、持っているならgoogleアカウントが一番簡単だと思います。いろいろと英文が出てきますが、クレジットカードの番号を登録しろなど、そんなことは言われません。安心してOKを押して進んでください。
その後、有料メンバーになるかどうかを聞かれますから、そこはNOで読書を開始しましょう。もちろん有料メンバーになってもOKです。詳細は下に記載します。ぜひ参考にして下さい。
読書が出来るようになると、マイページが見れるようになります。
表示される内容は以下の通りです。
coin
所有コインが表示されます。1話10~20コインくらいなので(「全知的な読者の視点から」の場合)、日本円とUS$、更にコインの数字が全く一致しないことで使い過ぎが自覚し難いですが、ぜひ注意してご利用ください。
Fast Pass
ファストパスと言います。これは1つのチャプター(価格不問)のロックを解除できるアイテムで、これにより解除されたチャプターは永久にロック解除されます。ただし、このファストパスは使用せずにいると付与から7日(7×24時間)後に期限切れで削除されてしまうので、付与されたらすぐに使うようにした方が良いと思います。
特に会員登録した一番最初にギフトとして3枚が付与されますから、忘れずに使いましょう。
また、スマホアプリで何分以上読んだら~や、このノベルを読んだら~といったミッションが幾つかあり、これらを完了しても付与されます。もちろん英語で表示されるので、頑張りましょう!
その他、ストアでの交換、友達の招待、アクティビティへの参加を通じてファストパスを受け取ることができます。
Power stones
パワーストーンといいます。
こちらは、気に入った本に付与することで他の読者におススメとして表示するなど、クリエイターをサポートするためのストーンです。
ユーザーレベルに基づいて、毎日0:00一定量のパワーストーンを取得します。ユーザーレベルはミッションをクリアしたり、プロフィールを完成させたりなどすると経験値を取得し、一定量に達るとレベルアップする仕様になっています。
「全知的な読者の視点から」を読むだけであれば、ユーザーレベルに関してはあまり気にしなくて良いでしょう。
Energy Stones
次の投票プールセクションの本にエネルギーストーンを与えるその週に最もエネルギーストーンを獲得した本は、次の月曜日に発行されます
ユーザーレベルに基づいて、毎日0:00に一定量のエナジーストーンを獲得します
有料メンバー
Webnovelには月額制の名誉会員システムもあります。US$9.99なので、日本円にすると約1,200円くらいを支払うと、毎月872コイン(500コイン+毎日のログイン回数に応じて月372コイン)が付与されます。
コインのみをUS$9.99購入すると、付与されるコインはボーナス含めて525コインですから少しお得です。
さらに名誉会員バッヂ、オリジナルのプロフィール枠が利用出来る他、特典は今後も追加予定だと言いますし、長期的に利用する事を考えている場合は有料メンバーになるのもアリだと思います。
最後まで読むのに掛かる費用は
こちらのサイトで小説を読むと、42話までが無料で読めます。
そこからは各話10~20コインの支払いが必要になります。しかも購入する際の支払金額はドルで表示されているため、為替レートによって金額は変わります。
月額利用料を支払って読む場合は、読む期間によっても変わって来るでしょう。
私の場合は会員登録(無料)⇒必要な分だけコインを購入という方法を取ったので、日本円にすると12,000円くらいです。
この金額を高いと思うかどうかは人それぞれ。活字中毒の私としては、次の章で詳細を説明していますが、文庫30冊で12,000円なら安いです。それを1週間で読んだ(消費した)点については勿体ないことしたかもしれないと、思わないでもないです。ちょっとだけ反省します。
読み終えるまでに掛かる時間は
正直、どれくらいの時間が掛かるかは、読む人の速度次第になるのでどうとは言い難いのですが、1日1話なら551日間です。
とはいえ、さすがにそれは時間を掛け過ぎでしょうか。
完全に個人の感覚になりますが、原作小説をgoogleさんで翻訳した感じだと1話あたり5,000字~7,000字。これが551話なので、極端な単純計算で6,000字×551話としましょう。
6,000字×551話=3,306,000文字。
日本で最近流行のwebノベルが書籍化になった場合、1冊あたりの文字数は10万文字越であることを考えると、端数は詰め込むとして、約30冊の超長編です。
こうしてみると自分がどれくらいの時間が掛かるかは算出されるのではないでしょうか。
他にもたくさん! おススメ作品をご紹介します
webにしろ、スマホアプリにしろ、せっかく登録したんですから他の作品に目を向けるのも良いと思います!
「全知的な読者の視点から」のように、漫画から入ることで登場人物の判別(性格や口調含)がし易くなり難易度が下がるのは確かなので、ピッコマで連載中の作品から二つ、おススメします。
LINEマンガ繋がりでも良かったのですが、完全に筆者の趣味です。ご容赦下さい。
どの作品も、タイトル名を検索するとすぐに表示されます。
ぜひ有意義な読書時間をお過ごしください♪
ONLY I LEVEL UP
日本語のタイトルは「俺だけレベルアップな件」です。前回の記事でもご紹介しましたが、ピッコマで連載中コミックの原作です。漫画は舞台が日本に変更されていましたが、原作は韓国のままなので、この機会に是非とも韓国を舞台にした原作の世界観で楽しんでもらえればと思います。
主人公水篠旬の名前は「ソン・ジンウ」。母親の医療費の為に、最弱兵器と呼ばれながらもハンターを続けていた主人公の、驚くべき成長ストーリー。
40話までは無料で読めますよ!
※ちなみにピッコマのコミックは8月7日時点で160話まで公開中
Second Life Ranker
日本語のタイトルは「2度生きるランカー」で、こちらもピッコマ連載中です。ただしこちらは他の作品と違って漫画が先行していますので、漫画を読んで内容を確認した後に英文で「こういう表現になるんだな」という学びを得られるかと思います。
舞台は異世界なので、現実世界の国名でどうこうと言う事はほとんどないです。若干ダークヒーロー系なのは最近の流行でしょう。
双子の弟の仇を取るために異世界に渡る兄の、戦いの記録です。
現時点では全話無料で読めます!
Eternal Melody
今回ご紹介する中で唯一のロマンスジャンル! 正直、ロマンス小説は得意なジャンルではないんですが(^^;
こちら、たぶん最初のページを読んだ瞬間に気付くと思います(もちろん他にもたくさんの小説を読んでいる事が前提です)が、文章の書き方、構成、表現等が、慣れ親しんでいる日本のそれです。というかたぶん作家さんが日本人。たぶん。
もちろん素敵な作品だったからこそのご紹介ですが、難易度も下がると思います。おススメです。
こちらも全話無料で読むことが出来ますよ。
まとめ
いかがですか?
繰り返しになりますが、英語の本をこうも気軽に読めるというのは、本人の意思に関係なくグローバル世界に飛び込まなければならない子ども達にとって、とても良い環境です。
海外から見た日本がどんな国なのか、特に悪感情に関しては、日本の子ども達は過剰に守られ過ぎているように思います。そのため、ニュースなどで日本を悪く言う国を見た場合の衝撃が大きすぎて、子ども達自身の感情も過激に悪い方に流れていってしまう。それは、果たして良い結果に繋がるでしょうか。
自分の国を、他人の国を語るなら、第三国が語る自(他)国をなるべく多く見た上で、未来がより良い方向に変化していくよう自分自身の中で整理し、今度は自分がアウトプットする側に立って欲しい。そう願えばこそ、漫画や小説といった媒体は子ども達にとっても気軽に他国の文化や思想に触れられる重要なアイテムだと信じ、こうしてご紹介しています。
そもそも英語の本を読むと言う時点で敷居がものすごく高くなってしまうのですが、入口に漫画があれば、少しは難易度が下がりませんか?
そんなお手伝いが出来ていれば幸いです。